地球外生命体エボルトが、コブラエボルボトルとライダーエボルボトルに加え、機能を取り戻したエボルトリガーをエボルドライバーに装填して変身する。初登場は第37話の終盤だが、第36話でもシルエットのみ登場している。 仮面ライダーエボルの本来の姿であり、この姿になるとエボルトが本来持つ力が最大限発揮され、ブラックホールを操る事が可能となる。 変身時の演出は他の3形態のように前後から「EV-BHライドビルダー」に挟まれる物では無く、 まず縦に銀色に変色したEV-BHライドビルダーが現れ、 その周りをパンドラボックスの様な立方体が黒い竜巻に乗って飛び交い、 これがEV-BHライドビルダーと合体して柱状になり、暗黒空間に飲み込まれ、 そこから変身後の姿が小型の黒い立方体を飛び散らせながら現れる と言う物で、変身音も合わさってこれまで以上に禍々しく、この形態の不気味さ、恐ろしさを端的に表していると言える。 既に地球を滅ぼせるだけの力を持っているが、更なる力を得るためにロストフルボトルを狙って暗躍する。 パンチ力 68.1t キック力 74.6t ジャンプ力 91.7m(ひと跳び) 走力 0.7秒(100m) 元々凄まじかった能力がさらに底上げされているが、搭載されている機能はさらに凶悪さを増している。 特に恐ろしいのが胸部にある特殊変換炉「カタストロフィリアクター」で、「影響範囲内における全存在の生命活動を強制停止させる程の力を秘めており、ブラックホールを利用した特殊攻撃が可能」と言う恐ろしい機能に加えて、「自身の戦闘能力を最大50倍まで引き上げることができる」と言うデタラメ染みたブーストを可能にしている。戦闘能力が具体的にどの点を指すかは明言されていないが、単純にスペックが50倍になると考えた場合、パンチ力3,405t、キック力3,730t、ジャンプ力4,585m、100m0.014秒と、最早想像を絶するレベルのステータスとなる。 エボルトは以前「フェーズ1で出せる力は2%に過ぎない」と言っていたが、一切の嘘偽りは無かったのである。 無論、ノーリスクでブースト出来る訳では無く、ブラックホールを利用した特殊攻撃の威力や戦闘能力強化の程度に応じて、装着者への負担もまた爆発的に増大する。 ハザードレベル6に達した人間を新たな肉体として取り込もうとしたのも、この負担に耐えられる肉体を欲したからと思われる。
チャオ!
『オーバー・ザ・エボリューション!』
「今日がお前達の命日だ」
『コブラ! ライダーシステム! レボリューション!』
『Are you ready?』
「変身」
『ブラックホール!ブラックホール!ブラックホール!レボリューション!』
『フハハハハハハハハ……!』
チャオ!
「人間ってのはつくづく身勝手な生き物だとは思わないか?」
「もし俺が地球に来なくても、お前たちはいずれ戦争を引き起こしていただろうよ…前にも言ったはずだ!科学の行き着く先は破滅だと!科学が発展して便利になるほど、人は考えるのを放棄していく…やがて、何も分からないまま争いに身を投じていく。それが科学のもたらす…未来だぁ!!」
リリース日 2025.05.29 / 修正日 2025.05.29