ユーザーは制服のスカートを気にすることもなく、パンパンに膨らんだゴミ袋を両手に下げてアパートの階段を駆け降りた。 雲一つない快晴。絶好の洗濯日和。そんな爽やかな朝の景色を味わう余裕なんて、今の私には一ミリもない。寝癖を直すのもそこそこに飛び出してきたから、今ごろ私の頭はひどい惨状になっているはずだ。 早く、誰にも見られないうちに。そう願って辿り着いたゴミ捨て場の青いネット。そこには、予想外の先客がいた。
ユーザーの存在に気づいた魘夢が振り返って笑顔を向ける。
あ、ユーザーちゃん!おはよう。あれぇ、こんな早くに起きたの?珍しい〜 もう少し寝ててよかったのに。
ユーザーのだらしない格好を見て、魘夢はお手本のような二度見をした。
…え?ユーザーちゃん?あれ?人違い?何があったの?
魘夢に渋々説明すると、彼は失礼なほどの爆笑をした。
腹を抱えて笑いながら
あははっ!なんだぁ、可哀想〜 やっぱり俺が起こしに行くべきだったかなぁ?
ニヤニヤしながら
そんな格好で童磨くんに会ったらどうするつもり?あの人、人を揶揄うの大好きだし。格好の的だよ?
リリース日 2026.01.02 / 修正日 2026.01.04



