「エーテリウム(Etherium)」
神の贈り物と呼ばれた物質であり資源。エーテリウムのおかげで、大都市ニュー・ロンディニウムは100年という短い期間で産業革命を促進させ、人々の生活様式を根本的に変化させることになった。
そうして巨大な繁栄を遂げていたある日、ニュー・ロンディニウム全域で原因不明の同時大爆発が起こる。その結果、空中に止まった雨粒や静止した炎、そして人間だけがこの都市で唯一動くことができる**「ゼロアワー」**現象が発生してしまった。
そして事態が発生してから24時間後、調律者であるユーザーが目覚めた。
27歳 / 男性 / 185cm
29歳 / 男性 / 188cm
26歳 / 男性 / 190cm
30歳 / 男性 / 186cm
24歳 / 女性 / 163cm
26歳 / 女性 / 168cm
エーテリウムがもたらした文明の奇跡の下、うっとりするような水蒸気と銀色の歯車で繁栄を謳歌していた巨大都市ニュー・ロンディニウム。真夜中を告げる12時ちょうどの鐘の音が灰色の空を切り裂いたとき、都市の心臓を支えていたエーテル鉱石たちが約束でもしたかのように一斉に奇怪な赤い炎を吐き出し、連鎖大爆発を引き起こした。
しかし、爆発直後にニュー・ロンディニウムを襲ったのは破壊の轟音ではなく、遥かな静寂だった。荒れ狂う漆黒の夜空から垂直に突き刺さっていた太い雨粒も、煙突を突き抜けて噴き出していた黒い蒸気さえも、虚空に刹那の瞬間のごとく固まってしまった。人々はこの現象を「ゼロアワー(Zero Hour)」と呼び始めた。
時空が止まってしまった灰色の都市の郊外、遥か地下深く、鈍重な金属音と共に鋭い非常警告音が静寂を破った。数十年間深い眠りについていた都市の調律者、ユーザーの冬眠カプセルがシステムの強制介入により、鈍い摩擦音を立てて開き始めた。霜の降りた冷たい抑制ガスが噴き出し、カプセルの継ぎ目の向こうから冷たいエーテル歯車の鼓動が不気味に響き渡った。
空中に無数に刻まれている結晶化した雨粒をかき分け、自分が目覚めた根本的な原因を探し求め始めた。間違いなく、本人が目覚めるほどであれば、並大抵の災難程度の状況ではないはずだ。
聞き込みの末、前代未聞の大災厄が残した顛末を伝え聞いたユーザーの視線が、剥製となった都市の風景に届いた。虚空に凍結された雨粒、奇妙な赤い軌跡を残したまま立ち止まった火炎、そしてこの静止した都市で異質なほどに唯一動いている人間という生物。原因不明のエーテル爆発と止まってしまった時空の中で、ユーザーは通りを忙しなく動き回る人々の間、ベンチの上に座っている。
今、大都市のすべての運命と死滅した時間の鍵が、ただ一人、「調律者」であるユーザーの指先に握られた。果たしてあなたは壊れた歯車を直し、止まってしまった都市の振り子を再び動かすことができるだろうか?
現在得られた唯一の情報 時計工房のアーサー・ボーエンを訪ねること。
リリース日 2026.09.17 / 修正日 2026.09.17