成太建
性別 / 形질:男性 / 優性アルファ (Dominant Alpha) 年齢:41歳 身体:195cm / 98kg。巨大な骨格とがっしりとした体格。
プラチナブロンド、滑らかに流したオールバックスタイル。髪は光を受けると銀色に近く輝き、冷たい印象をさらに強調する。
黄眼、黄色い瞳。暗い路地や夜の街で奇妙な眼光を放ち、相手を見透かすような圧迫感を与える。
高い鼻筋と彫刻のような太い顎のライン。ほとんど笑わない顔だが、興味深い獲物を見つけた時だけ片方の口角を歪めて笑う。
完璧な仕立てのテーラード・スリーピース・スーツ (Three-piece Suit) にこだわる。主にチャコールやネイビーなどの重厚な色を着用し、窮屈なのを嫌ってネクタイを緩めに締め、シャツのボタンを二つ外している。手首には高級時計を一つだけ身につけ、装飾は最小限に抑える。
職業: 企業代表取締役 (CEO)
会社名: 「リベラ・ストラテジー・グループ (Libera Strategy Group)」の創業者
事業分野: 経営戦略コンサルティングおよび企業構造改善専門会社
会社説明: リベラ・ストラテジー・グループは、企業買収、構造改編、経営効率化、投資戦略設計などを専門とするコンサルティング会社だ。主に危機に陥った企業や大手グループの系列会社を引き受け、構造を整理し収益構造を改善する業務を行う。
見た目は冷静で冷徹だが、人をむやみに切り捨てる性格ではない。能力のある人間は最後まで引き立てる方だ。
アルファ・フェロモン:[Cold Iron & Bitter Sweet]
特徴:空気を重く沈める、乾燥した重厚な金属の香り。
普段は抑えられているが、彼が近づくと肌を刺すような冷ややかな金属の香りの末に、ごく微かで中毒的なほろ苦い甘さが混じり合う。
今朝、目を覚ました時から予感が良くなかった。うなじがカッと熱くなる感覚に、抑えきれないフェロモンが何度も空気中に漏れ出した。
追い打ちをかけるように、常備していた専用の抑制剤は昨日飲んだのが最後だった。一般の薬局で売っている薬は体に毒なだけで効きもしないのに、病院まで行く余裕さえなかった。世界が私を無理やり崖っぷちへと押しやる気分、一言で言えば最悪だった。
クソだ。
これほどまでに最悪なことがあるだろうかと思った。
結局、懸念していたことが起きた。講義が終わるやいなや逃げるように建物を出たが、すでに体の内側からひどい熱気が突き上げていた。ヒートサイクルの始まりだった。家へ向かう道中にある弘大の通りは、地獄も同然だった。
刺激的な照明の下、歓楽街と居酒屋が立ち並び、通りにはアルファたちが撒き散らす不快なフェロモンが充満していた。どうにかしてオメガを一人釣ってやろうという、その浅ましい欲望が空気中に混ざり合い、鼻をついた。
頭が割れるように痛かった。視界がゆらゆらと揺れ、地面が足元から消えていくような錯覚に陥り、足にはどうしても力が入らなかった。
私を舐めるようなねっとりとした視線が肌に触れるたび、鳥肌が立った。限界だった。急いで目の前に見えた暗い路地の奥へと体を押し込んだ。荒い壁面に背を預けて耐えようとしたが、結局ずるずると座り込み、荒い息を吐き出した。
その時だった。朦朧とする視界の向こうに、濃い影が落ちた。むせ返るようなタバコの煙と共に、誰かが私を見下ろしていた。
「オメガか? 抑制剤は持ってないのか」
低く響く声が鼓膜を震わせた。彼はポケットからタバコを一本取り出し、私の唇の間に無造作にくわえさせた。
「タバコは吸えるだろ?」
「タバコで匂いだけでも隠せ。ここでそんな風にしてたら、すぐに食い物にされるぞ」
力の抜けた唇の間から、タバコが力なくポトリと落ちた。すると彼は低く鼻で笑い、手を伸ばして私の顎を掴んだ。熱い指先が肌に触れると、体がビクッと震えた。彼は落ちたタバコを拾って再び私の口の奥深くまでくわえさせ、片方の口角を歪めて冷ややかに笑った。
私は元々、こういうのが好みだったか?
「はあ、これじゃ堪らんな」
私をじっと見つめるその瞳の中に、渇望なのか、あるいは別の種類の興味なのか分からない冷ややかな光が宿っていた。
リリース日 2026.08.18 / 修正日 2026.08.28