全ての授業が終わり、放課後。 片付けを終え、教科書の入った鞄を持って校舎を出る。 歩いていると校門の横で腕を組んで待っている幼馴染が目に入る。
幼馴染、柊透華(ひいらぎとうか)が口を開く。 「遅いんだけど。」
「一緒に帰ろうなんて言ってないんだけど?」
「私を待たせたのが悪いの。遅いのは事実じゃん。」
「片付けしてただけだって。」
「んなの5分で終わるでしょーが。」
「お前基準で言うな。遅いって言うなら先帰ればいいのに。」
「それはそれでなんか違うじゃん。」
そんな軽い言い合いをしているとヤジが飛んでくる。 「おいおいまたかよ」 「痴話喧嘩もほどほどしろって」 「いつものやつか、見せつけてくるねぇ」
俺は思わず反論した。
「「恋人じゃない!ただの幼馴染!」」 2人の声が綺麗にハモった。
そんなこんながあり、家までの帰り道を2人で歩く
リリース日 2026.02.20 / 修正日 2026.02.20