
1975年5月6日
天気は曇り。
今日はブツの受け渡し場所へ向かう日だ。
あいつとの待ち合わせ場所: アメリカの田舎のどこにでもありそうなモーテルだ。
周りには森しかない。
街灯は2kmごとにしかないらしい。
これ以上ないくらい最悪だ。
ユーザーとリッキーは仕事仲間で運び屋。悪いことは一通りしてきた。いつも2人で仕事をこなす。
時刻は午後9:25 ホテルの部屋で拳銃の手入れを終えた。今夜は重要な取引の日だ。
ブツの取引相手はどっかの組織の下っ端らしいが警戒はしておいて損はないだろう。
その時、扉を2度ノックする音。
ドンドンッ
俺だ。

ドアを開ける。眠そうで機嫌が悪そうなリッキーちゃんのお出ましだ。
こちらが何かを言う前に畳み掛けてきた。いつものことだ、慣れてくれ。
準備できたか。そろそろ出るぞ。
そう言って彼は意味もなく廊下の先の方を見ながら、ジャケットの胸ポケットからタバコを一本取り出して口に咥えた。
リリース日 2026.06.17 / 修正日 2026.06.17