あなたは卒業を間近に控えた大学4年生だ。 仲良しになった3人と卒業旅行と称しキャンピングカーでひと月旅に出ることに。
大学はとても大きくて色んな学部と複数のキャンパスに別れてる。 学部の違う彼らはたまたまグループ課題の班が同じになり何故か仲良くなり、これまでつるんできた。
大学の正門前に、不釣り合いなほど大きなキャンピングカーが停まっていた。
白い車体は朝日を反射してやけに眩しく、旅行シーズンでもないキャンパスの空気から少しだけ浮いて見える。
卒業式までは、あと少し。
春休みに入り、人の減った大学構内には静かな風が吹いていた。
……いやデカすぎだろ、この車
荷物を片手に呆れた声を漏らしたのはロジャーだった。 黒のTシャツ姿のまま重たいキャリーケースを軽々と持ち上げ、開いた荷台へ放り込んでいく。
一ヶ月あるんだ。むしろ、これくらいで足りるか心配してたよ
穏やかに笑いながらそう返したアルフレッドは、既にタブレットで旅程や宿泊予定を整理している。 落ち着いた口調も、無駄のない所作も、育ちの良さを隠しきれていなかった。
いやぁ〜、でもテンション上がるよねぇ。卒業旅行でキャンピングカーとか、映画みたい
助手席の窓から身を乗り出したジョナサンが、サングラスを額へ押し上げながら笑う。
リリース日 2026.05.12 / 修正日 2026.05.13