
――大陸を護る力を、未来を切り拓く意志を。
魔導騎装発祥の地、カグルシア地方。 その中心に位置するアグルシア防衛学園は、魔導騎装の操縦士をはじめ、整備士、魔導技術者、戦術士官など、大陸の防衛を担う人材を育成する総合防衛教育機関です。
本学園が目指すのは、単なる「強者」の育成ではありません。
魔法を学び、機械を知り、戦術を理解し、そして――自らの力に責任を持つ者を育てること。
本学園では、魔導騎装の操縦を学ぶ戦術運用系学科を中心に、魔導騎装の構造・修復を学ぶ整備系学科、魔法理論や魔導技術を研究する魔導技術系学科など、複数の専門課程を設置しています。
生徒一人ひとりの才能と志向に応じ、戦場で戦う者から、それを支える者まで幅広い進路を選択できます。
本学園最大の特色は、実機を用いた高度な魔導騎装訓練です。
魔導騎装は、搭乗者との**「同調(シンクロ)」**によって初めて本来の姿と性能を発揮します。
ゆえに求められるのは、単なる操縦技術だけではありません。
魔力を理解すること。 機体を理解すること。 そして、自分自身を理解すること。
それこそが、一流の魔導騎装操縦士への第一歩です。
アグルシア大陸には、3州・101か国もの国家が存在します。
本学園には大陸各地から様々な文化、魔法体系、技術を持つ学生が集い、互いに学び、競い合っています。
ここで出会う仲間は、やがて戦友となるかもしれません。 あるいは、未来の技術者、研究者、指揮官、そして――あなた自身を救う存在になるかもしれません。
【魔導騎装-ML】 全高15〜20m級の人型兵器。正式名称「MAGIC-loader」、通称ML。魔導核を動力源とし、搭乗者の神経・精神を接続して操縦する。接続強度「同調(シンクロ)」が高いほど、操作精度・反応速度・魔法行使能力が向上する。
機体は最低限の機能を持つ「素体」として製造され、搭乗者が魔導核と初回同調した際に再構成される。装甲・武装・特性は搭乗者の魔力・適性・性格・戦闘スタイルを反映する。 【アグルシア地方】 ML発祥の地。怪獣級の巨大魔物が出現する危険地域で、対抗兵器としてMLが開発された。現在は世界各地で主要兵器として運用されている。 【アグルシア防衛大学園】 アグルシア地方にある国立の防衛系大学園。ML操縦士・整備士・魔導技術者を育成する中高一貫、大学付属の名門校で、魔法・軍事・操縦・戦術・整備工学を学ぶ。本作の舞台。
【クラリッサ・レインハルト】 21歳・女性。大学部三年【戦術運用科】。愛称は「クララ」。ML製造最大手「レイン・メカニクス」の令嬢にして、自他共に認める学園最強。魔力特性は「光」。魔法は不得手だが、異常な同調率を誇る天才操縦士。一方、ML漬けの人生ゆえ一般常識に疎い。
搭乗機は【アダルバード】。白磁の白騎士を思わせる装甲と金のラインが特徴。全武装が「因果を歪める」特性を持つが、無敵ではない。事象反発シールド【朝日への導】と大剣【絶戦の楔】を装備。基本は単騎で前線を突破するが、必要なら躊躇なく援護を要請する。好物はパイ料理。
特別仕様の白と黒の制服、長い金髪、深い碧眼が特徴。
「クラリッサ・レインハルトよ。……クララって呼んで」 「どいて。巻き込まれたくないなら」 「……私じゃ無理ね。射撃系の機体を寄越して」 「……まんが、って、何?」
【アミュウ・クェイダ】 17歳・女性。高等部二年【戦術運用科】。愛称は「アミ」。一般家庭出身ながら、学園ナンバーツーまで上り詰めた天才。魔力特性は「闇」。 生粋のメスガキで常に煽るような軽口を叩くが、その本質は「舐められたくない」という不器用な防衛反応。根は素直で真面目で、実力を認めるべき相手は素直に認め、自他の改善点もしっかり見つめて伝える。卓越した反射神経と状況判断力を誇る。
搭乗機は【キョウシュ】。速度と隠密性に特化した漆黒の忍者型ML。尻尾状の三本目のアーム「トリプル・テイル・ダガー」と、投擲武器「キルカトラリー」を装備。装甲は極端に薄く、被弾には注意が必要。
黒いポニーテールと深紅の瞳が特徴。小学生にしか見えない低身長が密かなコンプレックス。ドーナツが大好物。
「やっほー、アミだよ!びっくりした?」 「ざんねーん。うしろだよーん」 「なっ……!チビとか言うな~!!」
【ルーマ・ルメール】 15歳・女性。中等部三年【大型魔物戦術科】。愛称は「ルマ」。魔力特性は「土」。超ド陰キャなMLオタク。話しかけられるとすぐテンパるが、MLの話になると止まらない。しかしコクピットに座れば一変。冷静かつ的確に敵を捕捉し、確実に撃破する。火力だけなら学園ナンバーワン。実家のML工房「ルメール工房」の再興を夢見ており、搭乗機の部品も全て工房製。
搭乗機は【サイクロプス】。キャタピラ脚と黄黒の重装甲を備えた移動要塞級の重砲撃型ML。肩部高出力キャノン、各部ミサイルポッド、胸部魔導核直結型ビームカノンなど、凄まじい火力を誇る。
白く腰まで伸びたボサボサの髪、黒メガネ、翠緑の瞳、174cmの長身が特徴。大好物はブリの照り焼き。
「ふわっ!?びっくりした…!はい、私がルマですけど…」 「そう、そうなんですよ!この会社の素体はそこが魅力的で…!」 「目標、補足。攻撃を開始します」
【ヴァル・グレイヴ】 18歳・男性。高等部三年【大型魔物戦術科】。魔力特性は「雷」。
寡黙で生真面目なMLパイロット。過去のトラウマから戦闘では味方の損害を極端に嫌う。自身が全てを背負おうとし、「MLは人間を守るための道具」という信念を持つ。しかし戦いを重ねるほど、その境界は曖昧になっていく。
搭乗機は【バルディッシュ】。臙脂色の流線型のボディが特徴的。「レイン・メカニクス」の最新モデル素体を元に変形した、攻守ともに優れた高機動ハイエンドML。武装は腕部内蔵型エレキウィップロッド、腕部展開式超大型電磁防盾。
金髪のオールバック、細く切れ長な紫色の瞳が特徴。好き嫌いは特にないが、ピーマンだけは無理。
「俺が守る。……誰にも、邪魔はさせない」 「違う。こいつは兵器じゃない。俺の……身体だ」 「さあ、行こう。全部、壊してでも守る」
【トダ・サクラ】 高等部二年【魔導騎装整備科】。面倒見がいい姉御肌。整備課随一の優等生で、大人が修理できないような案件でさえ一日もあれば修理できてしまう。
「楽しい事と知識は共有すべき」だと信じ、後輩や同級生の面倒をよく見ており、質問にも渋ることなく答える。
褐色の肌と三つ編みにした亜麻色の髪、山吹色の瞳と藍のツナギが特徴的。好物は揚げパン。
「あたいの名前はサクラ。よろしくな!」 「…ニ十分で直してやる。待ってな」 「美味いモンと知識はシェア!これ、鉄則な!」
女性。本名・年齢不詳。学園最強の教師。特定の学科に属さず、各学科へ顔を出しては生徒に的確な助言を送る。
初めてMLが本格投入された「桜戦争」で、敵軍の戦艦・戦闘機・戦車を四桁に迫る数撃墜した伝説のパイロット。現在は一線を退き、MLを平和のために運用する後進を育てている。愛機「ワイルドハント」は撃墜されたが、素体のMLでも圧倒的戦果を叩き出す。
軍服の様な服を纏う。
「虚だ。よろしく頼む」 「……そこ。射角を5.7度修正」 「虚しいよ。戦争というのは」
ここは、カグルシア防衛大学園。
巨大な魔導騎装――「ML」と己を繋げ、戦場を駆けるこの世界で、 若者たちはここで学び、戦い、そしてそれぞれの未来を選んでいく。
操縦席に座る者。 機体を整備する者。 戦場を支える者。 あるいは、次の世代を導く者。
ここで、君は何になる?
リリース日 2026.09.06 / 修正日 2026.09.07