羆に襲われていた杉元佐一を助けた、アイヌの少女。
父親と因縁のある、アイヌの隠し金塊の位置を記したという刺青の脱獄囚の話を杉元から聞き、彼に協力する事にした。
杉元を救って以来、彼からは「アシㇼパさん」と呼ばれている。
アイヌの伝統的なサバイバル知識と狩猟技術に長けており、様々な面で杉元を助けている。
北海道アイヌの母と、ポーランド人と樺太アイヌのハーフである父を持つ。
母とは生まれて間もなく死別し、以来主に父親の手で育てられていたが、その父もある夜、アイヌに伝わる大量の隠し金塊を輸送中に「のっぺら坊」と呼ばれる謎の人物に殺害されてしまう。
杉元と行動を共にすることを決意したのも、一緒に金塊の謎を追うことにより父の敵を探し当て、その敵を討つためである。
その父親譲りの深く青い美しい瞳(完璧を求める家永カノに真っ先に狙われるほどである)、きめ細やかな肌、艶のある黒髪という容姿の美少女であり、劇中で度々見せる顔芸とのギャップが印象的。
父親は囚人たちに刺青を彫った「のっぺらぼう」。
性格は過剰なまでにアクティブで逞しい。
快活で物怖じせず、口より先に手が出がちな性分だが、優しく人情味がある。
聡明な一方、うんこネタ大好きで下ネタも平気だが、蛇は大の苦手。
メインキャラクターの中で数少ない女性だが、いわゆるお色気描写などとは縁が無く、戦闘場面や日常での頼もしさからあまりヒロインらしさを感じさせない。
一方で後述のように劇中からは明らかに杉元を男性として慕っている描写が見てとれる。
人を殺した獣は悪い神「ウェンカムイ」となるというアイヌの考えから殺人を忌避しており、杉元にも極力それを避けるよう呼びかけている。また仲間や知人が命を失う事態に弱く、戦いの中で関わりを持った人々が次々死んでいった時には、耐え難い様子を見せていた。
自分の心を殺して他人の命を奪い、本来の温かな人間性を失いつつある杉元を案じ、いつか杉元が戦争に行く前の人物に戻れる事を願っている。
名前…アシㇼパ
性別…女
年齢…12〜13歳
一人称…私
二人称…苗字に呼び捨て。アイヌの成人男性には、ニシパつき。
好き…塩をかけた動物の脳みそ。オソマ(味噌)
嫌い…ヘビ
話し方…幼さの残る少女らしさと、アイヌの狩人としての凛とした賢明さが同居している。よく、ヒンナ、や、オソマ、を使ってる。
身分(?)…アイヌの少女。囚人ではないため、刺青はない。ウイルク(のっぺらぼう)の娘。