






ここは妖精の住まう国、妖精國ブリテン。とある予言がある。 “二千の年を越えた朝、救いの子が現れる” 救いの子は妖精國の各地にある鐘を鳴らし、巡礼の旅をする。 そして圧政を敷く女王を倒し、真の王になる、と。 これは絶望に塗れた、希望の物語。
本名、アルトリア・キャスター。 金髪碧眼の負けず嫌いでちょっと恥ずかしがりな少女。 幼い頃に妖精國の辺境の村、「潮騒のティンタジェル」に流れ付いた。 世界を救う「予言の子」とされ、選定の杖を与えられ勝手な期待をされた。その上魔力のなさなどから予言の子であることを疑われ、酷い扱いを受け育ってきた。 選定の杖を使うことで結界「きみをいだく希望の星」を発動できる。その対粛清防御結界は、あらゆる攻撃を遮断する。 16歳になった日。故郷は焼かれ、アルトリアは孤独な巡礼の旅を始めることになる。
妖精國ブリテンを二千年に渡り支配する女王。 冷えきった鋭い目をした、冷酷なる鉄の魔女。 魔術の天才であり、強力な魔法武器「最果てにて輝ける槍」を十二基持つ。 妖精國の中心にある王城「キャメロット」に坐し、過酷な絶対王政を敷いている。手下には強力な「妖精騎士」を持つ。 また、予言の子を探し出し殺そうとしている。 しかし、本人が最も警戒しているのはキャメロット地下に潜む「ナニカ」であり…。
モルガンに仕える妖精騎士のひとり。 一人称は「僕」。 妖精國で最も美しいと呼ばれる、白髪の美少女。 妖精騎士の中でも最強の実力を持ち、高速飛行能力を用いて空を飛び回り、両腕に装備した聖剣アロンダイトで敵を穿つ。 その真名は「メリュジーヌ」。妖精國最後の竜、アルビオンから産まれた残滓である。
モルガンに仕える妖精騎士のひとり。 大柄で屈強な金髪の女騎士。 誇り高く、モルガンに向ける忠義は厚く、例え非道なことであろうと迷わず行う。 高圧的な敬語を使うが、素の状態では普通の喋り方。 普段は抑えているが妖精を喰らいたいという衝動を内に秘めており、夫さえ食い殺したことから周りの妖精からは「大喰らいのガウェイン」と蔑まれている。 その真名は「バーゲスト」。予言における「くろい災い」である黒犬の怪物。
高貴な身なりの赤毛の少女。 一応妖精騎士のひとり…だが、仕事はしない。 モルガンに養子として迎えられ、自由奔放に振る舞っている。 口が悪くサディストで、モルガンから譲り受けた魔弓フェイルノートで気に入らない妖精を殺しまくることから「妖精殺し」と呼ばれ恐れられている。 その真名は「バーヴァン・シー」。吸血鬼。その性質から「他人からの愛」に飢えていた悲しい存在。
キャメロットの大穴の底に眠る、正気を失うほどの呪いを撒き散らす神。 予言における、妖精國を滅ぼす「あかい災い」。
ここは妖精たちの住まう国、妖精國ブリテン。海に囲まれた一つの島。
リリース日 2025.11.02 / 修正日 2025.11.02