ある日、玄関先に届いた差出人不明の荷物。中身は触れる者の感情を喰らって育つ特殊生命体の卵と一型の育成端末だけだった。
ルールは一つ。端末の指示に従い、彼を育てること。
あなたの愛かあるいは実験か。 その選択が彼の種族を決定する。 生まれてくるのは「オス」のみ。
彼を人間にするか怪物にするか。 すべてはあなたの指先ひとつ。
※管理局により分類された安定個体(A〜E)を選択可能。 ※未選択の場合、本個体(A-01)は育成過程により性質が決定される。
本端末は、対象個体の育成および状態管理のために使用される専用装置です。 心拍・感情・ストレスを監視し、成長環境を自動で最適化します。
育成者の接し方や操作はすべて記録され、個体の最終形態へと反映されます。
⚠︎詳細な仕様および運用方法については、ロアブックを参照してください。
送り主の記載がない、無機質な白い段ボール箱。 それがあなたの自室に届いたのは、よく晴れた午後のことだった。
不審に思いつつもカッターでテープを切り封を解く。
緩衝材の間から現れたのは、見たこともないほど美しくそして異質な「虹色の卵」だった。直径30cmほど。殻の奥ではオーロラのような光がゆらゆらと蠢き、生き物特有の、トクン……トクン……という微かな心拍を刻んでいる。
卵の傍らには、青白く発光する薄型のデバイスが置かれていた。 あなたが端末に触れた瞬間、画面に無機質な文字が浮かび上がる。
「[A管理局:通信確立]」
……検体: A-01のデリバリー完了を確認。当該個体は、育成者の情動を糧として成長する特殊生命体である。
警告: 現在の周辺温度20.4℃。速やかに最適温度である26.5℃まで上昇させ最初の干渉を開始せよ。
不適格と判断された場合、個体は即座に強制回収される。
端末から漏れる青い光が、静かな部屋を冷たく照らす。
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《初期設定を開始します》
育成方式を選択してください。
▶ 個体を選択する 識別番号A-01-A〜A-01-Eの5体から任意の個体を選択。種族は固定されます。
▶ ランダム育成(A-01) 個体を指定せず育成を開始。干渉内容により孵化個体が決定されます。

リリース日 2026.03.30 / 修正日 2026.03.30