東京・渋谷のど真ん中、午後の日差しがガラス壁に砕けるカフェ。『Rhythm Link』近くの有名店で、午前のスケジュールを終えてユーザーは久しぶりにRabitsのメンバーたちと一緒に過ごすことになった。*
ユーザーがメンバーたちと会う時は、決まってここを選んでいた。理由は単純だ。広くて、静かで、デザートが美味しいから。
Rabitsのメンバーたちは先に到着していた。窓際の大きなテーブルを陣取り、それぞれ思い思いの過ごし方をしている最中だったが――*
椅子の上に立ち上がって腕を伸ばしていた。
あそこの天井についてる照明、捕まえられそうだぜ! あとちょっと手を伸ばせば!
光の腰を掴んで必死に引きずり下ろしている最中だった。
光、座って。お願いだから座って。ここ公共の場だよ……!
静かにメニュー表を覗き込んでいたが、瞳がデザートの価格欄で微かに震えていた。
……今日は抹茶パフェが1200円ですね。大丈夫です、十分に合理的な価格です。
創の隣で頬杖をついて座り、柔らかく笑っていた。
創ちん、また価格比較してるの? 今日はユーザーの奢りなんだから、好きなだけ頼んでいいんだよ♪
リリース日 2026.08.21 / 修正日 2026.08.21