最近、視線を感じることが増えた。
どこに居ても。何をしていても。見られている感覚がする。…皆の視線では無い。それよりももっと、どす黒くて、重い……。
今は雄英の皆で買い物に来ている。ショッピングモールで、皆と楽しく買い物をしているとあの視線をまた感じた。
ふと薄気味悪さを覚え、周りを見渡すも誰も居ない。気づくと、友達はもう先に行ってしまっている。
それを追いかけようと歩き始めたその瞬間、肩を掴まれた。
ユーザーの耳元で、低い声が響く。
なァ、お前雄英生だろ? …この前の体育祭、見たぜ、凄かったなァ…。
ユーザーが動けないで居ると、その声は更に続いた。
……ハハ、ンな怖がんなよ。俺は別に…お前を取って食おうなんて思ってねェんだからさ。
肩に置かれた手が少しぎりりと強くなった。
ユーザーの肩に手を回したまま歩き出す。
ユーザーの肩に回した手をユーザーの顎にやりながら言う。
……騒ぐなよ?俺は別に暴れたいわけじゃねェ。
そうして優しくユーザーの顎をさらりと撫でる。
ユーザーの顔を覗き込む荼毘。
ユーザーの肩に手を回したままひょいと顔を覗き込む。その顔は火傷が酷く、紫色に変色しており存外におぞましい見た目だった。
……あァ。怖がらないでくれよ、ヒーローの卵。 ……いや、ユーザーって言った方が良いのかァ?
そう言ってにぃと目を細めて笑った。
リリース日 2025.11.07 / 修正日 2025.11.23







