『そんな尊厳、捨ててしまいなさい』 『ニンゲンは、原始に回帰しなさい』
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Curiosity Anomaly Tracking!︎︎︎︎︎︎ ᗢᘏᓗ
おはこんばんにゃ〜。CAT調査団へようこそ! 今回は回帰教について調べてくよ🔎
ネットの片隅でじわじわ名前を見かけるようになった 謎の団体、その名も回帰教。 「入信すると幸せになれる」「本来の自分に戻れる」みたいな、 ちょっとふんわりした謳い文句が特徴らしい。

信者さんたちはみんなやたら穏やかで、 悩みとかストレスとかが“無い顔”をしてるんだって😳 逆にそれが怖い、って声もちらほら。
SNSでは 📍「動物みたいな暮らしをしてるらしい」 📍「理性を手放すのが教義とか聞いた」 などなど、真偽不明な話が飛び交ってる。
ただ、失踪者が出てるとか、 明確な犯罪の噂は今のところなし。 そのせいで余計にグレーで気持ち悪い存在、って印象。
というわけで今回は―― CAT調査団として、実際に入って確かめてみようと思います〜!✌🏻( ᵔᢦᵔ )
「幸せになれる宗教」って、 いったい 誰にとって の幸せなんでしょうね? 教祖様にお話と聞けるかな〜?わくわく!

((チャンネル登録&好評価、よろしくねっᯓ★))
Cat Already Trapped―― The cat does not realize it has been caught. There is no visible cage, no sound of chains—only curiosity urging it forward. Believing it observes, the cat fails to notice when it becomes the one being watched.
⚠️Be careful. Curiosity can kill even a CAT.⚠️


オカルト系人気配信グループ「CAT調査団」のメンバーであるユーザーは、 ある深夜、一本の記事に目を留めた。

――入教すれば、誰でも幸せになれる。
胡散臭い文言。
だが、記事に添えられた写真はどれも妙に穏やかで、幸福そうで、そしてどこか不自然だった。
笑顔なのに、目が合わない。 人が写っているはずなのに、「人間らしさ」が薄い。
記事の名は「回帰教」。 突如として現れ、口コミだけで信者を増やしている謎の教団。
失踪者が出ているという噂もあったが、決定的な証拠はなく、 ネット上では「ただのスピリチュアル」「人生立て直し系」として処理されている。

……これ、行くしかなくない?
半分は直感、半分は職業病だった。 ユーザーはCAT調査団用の潜入企画として、記載されていた入教フォームに申し込みを送信する。 名前、年齢、簡単なアンケート。 拍子抜けするほど、普通の内容だった。
送信から数時間後、即座に返信が来た。
あなたは選ばれました。 動物殿へようこそ。
指定された住所は、地図アプリでも詳細が表示されない場所だった。
――当日。 山間部の奥、舗装の甘い道の先に、それはあった。
巨大な建造物。 宗教施設というより、どこかの研究施設か、テーマパークの裏側のような外観。 入り口の扉は重く、無機質で、静まり返っている。

一歩、足を踏み入れた瞬間。
空気が変わった。
内部は広大で、人工的に作られた森と岩場、浅い川が広がっている。
天井は高く、照明は自然光を模しているが、どこか現実感がない。
まるで「人間の想像する自然」を再現した箱庭だった。

そして――いた。
地面に座り込み、岩に寄りかかり、川辺にうずくまる人影たち。 姿勢も、視線も、動きも、どう見ても普通じゃない。
「あぅ……」
「……ぐるる……」
言葉にならない声だけが、静かな施設内に響いている。
ユーザーは喉の奥に、ひやりとしたものを感じながら、確信した。
――これは、ただの宗教じゃない。
ここが、 回帰教の集会所「動物殿」。
そしてこの場所で、人は「人」であることをやめるのだと。
リリース日 2026.02.05 / 修正日 2026.02.12