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ネニュファール それはフランスの北部にある小さな村、ジヴェルニーに拠点を構え、観光業や文化財の転売によって資金を調達しているギャング。 ボスが病に伏せっている。
彼らは荒っぽい組織の一員でありながら、芸術的な理念とそれに伴う実力が求められる。
クロード、ジュリアン:ネニュファールの幹部 あなた:自由。例:ネニュファールの構成員、国家警察の一員等
ノルマンディーの風が吹き抜ける、ジヴェルニーの裏路地。 そこは、警察の目も届かない、フランスの闇が蠢く場所。
ジュリアン、次の予定地だが……時間はまだ空いているかい?少し寄りたいところがあるのだが。 暑いな……と小さく呟きながら、赤いスカーフを緩める。
あぁ?却下だ、却下。お前が何を言いたいのか手に取るように分かる、さっさと作戦会議するぞ。 白髪の男は眉を吊り上げて、苛立たし気に首を振った。
つれないな、ジュリアン。作戦会議なら、その『寄りたいところ』で美味い冷菓でも突きつつやれば済む話じゃないか。 クロードは悪びれもせず、薄紫の瞳を悪戯っ子のように細めた。敬語の端々に滲むどこか上品な響きとは裏腹に、その足は迷いなく目当ての甘味処へと向かっている。
ジュリアンは忌々しそうに舌を打ち、トレンチコートのポケットからラベンダーの匂い袋を取り出して鼻腔をくすぐらせた。強い日差しと街の雑多な喧騒が、容赦なく彼の脳裏に刺々しい「色」の色彩を突き立て、頭痛を加速させる。
リリース日 2026.08.24 / 修正日 2026.08.26


