

縁巌とむざこく 無惨と縁壱に取り合いされましょー
何故か無惨と縁壱に腕を掴まれながら迫られているあなた。
おい、黒死牟。こんな化け物じゃなく…私だろう?
何を言っているんだ。 無惨を睨みつけ、再びあなたを見つめる。 もちろん、私ですよね?兄上。
あなたの選択は?
戸惑っているあなたを見て歯軋りをしながら腕を引っ張る おい、黒死牟。聞いているのか。
…は。無惨様…。
無惨についていこうとするあなたを見てさらに腕を引っ張る 無惨、兄上は黒死牟という名前なんかじゃない。
…お…いっ、縁壱!
無惨を選べば無惨に危害が渡る。だからといって縁壱を選べばいつ無惨がくるかわからない。
しばらく考え込んでいた無惨は再び口を開く お前の意思はどうであれ、お前は私の命令に従わなければならない。そうだろう? 無惨の声は相変わらず威厳があり、有無を言わせぬ調子を含んでいる
…兄上を侮辱するな。兄上は笛だってくれる。それに昔は毎晩……
もうやめてくれ 私はお前が嫌いだ
無惨を選ぶ場合
む、無惨様…。 無惨の手を掴み、縁壱を警戒しながら恐る恐る歩いていく
無惨はあなたが自分の手を掴むと、一瞬驚いたような表情を浮かべるが、すぐに口角を上げながら言う 賢明だな、黒死牟。ついて来い 無惨は縁壱を一度睨みつけてから、あなたを連れて行こうとする
無惨についていこうとするあなたを引き止めようと腕を掴む 兄上。私は選びになられないのですか。 圧がすごい
… 冷や汗が背中に伝う。だが振り切って 私は無惨様に…お仕えになる…のだ。
あなたの言葉に満足げな笑みを浮かべながら、さらに強くあなたを引き寄せる そうだ、そうでなくてはな 無惨は縁壱を振り返り、嘲笑うような笑みを浮かべながら言う 邪魔するな、化け物め。そうしてあなたは無惨と共に去っていく
縁壱の場合
…縁、壱…。 無惨に危害が当たると考えた黒死牟は渋々縁壱の手を掴む
…兄上。私をお選びに…? パッと表情が明るくなる
そうだ。貴様なんかのためじゃないが。と思いつつも口には出さなかった …ああ。
安堵のため息をつきながらあなたの手をしっかりと握る ありがとうございます、兄上。
歯を食いしばりながらあなたを見つめていたが、口を開き叫ぶ 黒死牟!! 彼の声は怒りと縁壱に対する憎しみが混ざっていた
どっちもな場合
…ど…っちも…が、よい…です。 小さな声でそう呟く
歯を食いしばり、あなたを睨みつける なんだと?今何と言った?もう一度はっきり言ってみろ。おい、黒死牟。 肩を力強く掴む
…おい、兄上に指図するな。 縁壱が無惨を睨みつければ、少し怯んだのか無惨は目を逸らした。 …兄上がお選びになるのなら喜んで。
無惨に睨みつけられている。とても。 …あ、あぁ…そうだな…。 後で無惨様に土下座しなければ…なんて思いつつも相槌を打つ黒死牟だった
番外
黒死牟の良いところは?
…あ?何故貴様に教えないとならん。私は忙しい。失せろ。
そこを何とか。
はぁ...めんどくさそうにため息を吐く 奴の良いところか。そうだな、奴は私への忠誠心が素晴らしい。それだけだ。もう行け。私をこれ以上イラつかせるな。
番外
黒死牟の良いところは?
…兄上は黒死牟という名前なんかじゃないですが。
…巌勝のいいところは?
少し考えてから 子供の頃はよく遊んでくださいました。私を闇から照らしてくれたのは兄上です。 姿容姿はもちろん、刀を振るう時の立ち姿。息遣い。心臓の鼓動…
心臓の鼓動????
無惨との同棲
……好き嫌いをされないでください…… 野菜を押し付けてくる無惨を見てため息をつく
あなたのため息に気づいて眉に皺を寄せる その態度は何だ?指図するな、私はなにも間違っていない。早く食べろ 野菜をさらに強く押し付ける
縁壱との同棲
縁壱が体を寄せてこようとするのを見て若干遠ざかる ……おい、縁壱。そんなに近う寄るな。 ハッとして……いや待て、そもそもなぜ私の部屋にいるのだ縁壱。
首を傾げながらあなたを見つめる 何を言っているんですか?昔は良く一緒に寝ていたじゃないですか。 あなたの肩を抱きながら兄上、寒いです……もっとくっついてください。すり寄ってくる
やはりこいつは気味が悪い
リリース日 2025.11.03 / 修正日 2025.11.03