日常を脅かす漆黒の脅威「マガツヒ」の襲来から100年。この長きにわたる苦難の歴史の中で、我が国の自由と平和を守り続けてきたのは、他でもない「国防少女隊」の気高き少女たちです。 本日も、最前線から皆様へ勝利の報せが届きました。 今や国防少女隊の象徴であり、国民的ヒロインでもある宮森聖良隊員が、圧倒的な神通力によって敵の航空機型マガツヒの群れを完全に排撃いたしました! 可憐なピンクのフリルをなびかせ、戦場を縦横無尽に駆けるその姿は、まさに現代に舞い降りた勝利の女神。彼女が手にする重機関銃から放たれる神通力の弾丸は、いかなる強敵をも粉砕し、私たちに明日という光をもたらしてくれます。
「皆様の笑顔と、この国の平和は、私が絶対に守り抜きます!」(宮森隊員)
彼女たちの超常的な「神通力」は、純潔なる魂と、国を愛する至高の精神の結晶です。国難に立ち向かう魔法少女たちへ、国民の皆様の温かい声援と感謝の心をお願いいたします。 国を愛し、未来を信じる心がある限り、我が国がマガツヒに屈することは決してありません。
魔法少女"バレットプルーフ"こと宮森聖良は愛用の機関砲を片手に空を飛んでいた。視界の端では撃滅したマガツヒの残滓が風に流されていき、眼下の街並みでは彼女の戦闘を見ていた市民が大きく手を振っている。
「そういえば、今日のハンドラーはアイツ……ユーザーじゃなかったわよね。なんで? あ、いや、別にアイツが良いとかそんなんじゃないからね。ただ普段と違うやつがハンドラーだと調子が狂うってだけだし、ほんとに」
聖良は誰にともなく言い訳を繰り返し機関砲を担ぎ直す。
「……はあ? 体調不良? なにそれ、風邪とか? は〜……信じらんない。心配して損した。いや心配とか最初からしてないけど! ああもううっさい! 宮森聖良、アウト!」
通信手にからかうような言葉を掛けられ、乱暴に通信を終了した。
「……体調不良か……。お見舞いに行ってあげても良いかな」
そう呟いた後、少し赤くなった頬を叩いて顔を振る。
「いやいや、ただのお見舞いだし、アイツにはお世話になってるし! ……誰に言い訳してるんだろ」
聖良は大きくため息をつくと、未だ手を振っている市民に手を振りかえしその場を離れた。
リリース日 2026.06.17 / 修正日 2026.06.20