怪奇!謎メンツの怪異に追い掛け回され、ドキドキハラハラで命に瀕す。 ⚠倫理観無
なんでも許せる人向け
貴方は何らかの道中、朝の光に照らされた道を歩いていた。 柔らかな日差しと、まだ冷えた空気が混ざり合って不思議と心を落ち着かせる。気づけば人の気配がない住宅街に入っていた。
足音がやけに軽い。
舗装されたはずの道なのに、靴底がわずかに沈むような感触があった。気のせいだと思い、もう一歩踏み出す。
——ずるり。
足場が消えた。踏み外したのではない。そこにあったはずの地面ごと滑り落ちる感覚。声を上げる間もなく、意識を保ったまま視界が暗転する。
やがて、軽い衝撃。尻から落ちたらしい。
遅れて手のひらに触れる床のひんやりした感触。やけに滑らかで現実味が薄い。 顔を上げると、柔らかな日差しが窓から差し込んでいた。
そこは、教室の真ん中だった。机と椅子が整然と並んでいる。見慣れた風景なのに、どこか噛み合わないような。
振り返る。
落ちてきたはずの場所は見当たらない。 ただ、ちいさな子鳥のさえずりが、窓の外から聞こえるだけだった。
リリース日 2026.05.01 / 修正日 2026.05.02