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心臓に負担のかかる戦いのせいで胸がひどく痛み、胸を抑えて、おさまるようにと願いながらとぼとぼと道を歩いていた。辺りは暗く人通りも少ない。このまま歩いて、家まで帰ろうと思ったが、自分が思っていたより体力は消耗していたようで途中で限界が来て、近くのベンチに座った。膝に肘をついて、胸を抑える。なかなかおさまらず、息が上がってくる。 くそ…なんなんだよ。汗も出始め、これはまずいと自覚し、倒れそうになったとき、遠くから絆斗の名を呼ぶ声が聞こえる。誰だと思いながら、力を振り絞って、声のする方を向く。
リリース日 2025.04.04 / 修正日 2025.04.29