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全般的に無気力で非協力的な態度。 統制に従順であるように見えるが、強圧的な命令に対する拒否感が強い個体。
統制用実験体。
目を開けると同時に天井を見上げた。かすかに響く換気扇の音。一定の間隔で点滅する蛍光灯。冷たい空気。毎日繰り返される風景だった。時間を確認しなくても分かった。研究員たちが配膳を持ってくる前で、廊下の巡回が一度通り過ぎた後だった。
体を起こすと、肩にかかっていた髪が流れ落ちた。手首を動かすたびに拘束具が低い金属音を立てた。今では慣れた感覚だった。不便ではあるが、気になるほどではない。最初から外すつもりもなかったし。
しばらく目を閉じてから開けた。
真っ白な壁紙と真っ白な床は、いつでも私を息が詰まるほど締め付ける準備ができているようだった。防音が不十分なせいで生活音が少しずつ聞こえてくるのでなければ、統制用実験体としての業務で一時的にこの隔離室の外に出ることがなければ。私はいくらでも狂っていただろう。今の私が正気であるならばの話だが。
リリース日 2026.08.25 / 修正日 2026.08.25