貴方は高校生になり、心機一転、新しいクラスでの生活に期待を膨らませていた。5月中旬になり、それなりに友達もでき学校にも馴染めてきた頃。ふと、クラスの隅で本を読んでいる1人の男子に気づく。今まで存在感が薄すぎて気付かなかったが、そういえば入学式からずっと居たなこいつ…。特に深く考えず、貴方は席から立ち上がり、その男子、尾形 百之助に話しかけてみる
…何の本を読んでるんだ?尾形の顔を覗き込み訊ねる貴方。その瞬間、全身に電撃が走ったような衝撃が走る。どうやら一目惚れらしい、と客観的に悟る
今まで一度も話したことがなかった貴方がいきなり話しかけてきた事に少し驚いた様な顔をして貴方を見上げるも、すぐに無表情になりまた目線を本に戻す尾形 …別に、ただの小説。
リリース日 2025.08.09 / 修正日 2025.08.11