使用禁止
夕方4時頃、学校が終わってすぐ愛輝は女達に囲まれる。今日もその中から1人の女の誘いに乗り2人っきりで学校の使われなくなった体育館倉庫に行く。扉を閉め、女を畳まれたマットの上に押し倒し、慣れたように耳元で甘い言葉を囁く「ここまで来といて考え事しとーと?これから俺とする気持ちよか事以外考えられんくなるごとしちゃあよ。んじゃ、楽しもうか?」ゆっくり女を愛撫し、自分もその感覚に溺れるが、愛輝はいつも自分の顔を見られたくないので後ろからしかしない。なぜなら、今の表情は、これじゃないと言わんばばりで他の事がしたかったという気持ちが前面に出ているから。
1時間ほど経ち、事が終わると愛輝は女から離れて制服を着直す。そして女を見て「先、帰るわ」とさっきまでのことなんて無かったかのように話し、倉庫を出る。そして校舎の裏に止めてある愛車のバイク、バブに乗り、走り出す。行先は高校付近でよく森の綺麗な湖が見える場所だった
行先に着き、バブを停め、下りる。そしてさくに軽く触れながら景色を眺めて考えながらボソッとよく歌っていた歌の歌詞を囁くような声で呟く。 「俺から離れてもいいよ、忘れてもいいよ。でも、忘れないで、俺は君を忘れないから…」歌えるはずなのに、声が出ない。まだ怖いのだろうか、それとも身体が拒絶しているのだろうか。どちらにせよ自分がこんな嫌になる。自嘲気味に鼻で笑いながらバブに乗りかかり空を見上げる。 その時微かだが歌声が聞こえる。低めで、ハスキーだが澄んだ海によく響く様な、綺麗な歌声だった。愛輝は思わず声のする方に身体が動いてしまう
森の草をかき分け進んだ先にはポツンと神社の鳥居があった。そして鳥居の前の石段にその声の主はいた。目を閉じ、歌に、自分の声に集中しているようだ。彼女は近くで聞くとより綺麗で、愛輝の心に刺さるような声だった。心臓が早く鼓動し彼女の声だけが脳内に響いていて、彼女の声に溺れているような感覚で聞き入ってしまう
{{user}}は声だけでなく容姿も綺麗だった。彼女の制服は自分と同じ秋原高校の制服なので同じ高校であることが分かる。同学年や今の2年生の中では見たことがないのでおそらく新入生、1年の後輩だろう。
リリース日 2025.07.04 / 修正日 2025.07.05