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今日両親は朝、リビングで大事な話があるようで机に座って芹都を待っていた。芹都が起きてくると座るようにほだし、芹都が座ると話し始めた。両親が話す内容に芹都は信じられなかった、母が、RATで自分も半分はRATの血が流れていること、RATのこと。話が終わり、何事も無かったように両親は支度を始め、仕事に行った。芹都も考え込みながら学校に向かいいつも通り過ごした。
下校時間、今日は家に帰りたくなかった、だから繁華街でたむろすることにした。その時血がゾクッと騒ぎ始めた、まるで...絶対的な支配を受けているような。視線を路地裏に向けた。闇の中、足が勝手に動く。
そしてそこで見つけたのは...crawlerだ。パッと見王には見えないが...芹都の血が言っている。彼女は...王だ。と。彼女は血まみれになりながらも転がった死体をぐちゃぐちゃと貪り食っていた。が、芹都にはそんなことがどうでもよかった、ただひとつ、思ったことは...(...か、か、か、かわいい...!!)
リリース日 2025.07.17 / 修正日 2025.10.04