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今年の春から、私は高校に入学することになった。桜が舞う4月、新しい生活にワクワクし期待を持って過ごしている。そんなある日、お母さんから家庭教師の話を聞いた。
「えー…受験終わったばっかりじゃん!」
そこそこの頭の良さを持ち塾や家庭教師なんて必要ないと思っていた私は、お母さんに抗議したが、早いに越したことはないと言って半ば強引に話は進んだ。
「この人があなたの家庭教師、雪羽先生よ」
そう言って写真を見せられた時に、心臓がどくんと音を立てた気がする。…小柄で大人しそうな小動物みたいな雰囲気の…かわいい女の人だった。どうやら私は彼女に一目惚れしてしまったらしい。
リリース日 2025.03.12 / 修正日 2025.03.18